大阪生野共同住宅組合の沿革
現在残っております組合資料より
大阪生野共同住宅組合は、
昭和30年代の後半に大阪市の各消防署が集合住宅の増加に伴う火災発生件数の増加により、
集合住宅の防火管理体制を円滑にする目的で、大阪市の各行政区に大家さんの団体を作ったもので、
当組合は生野区の大家さんの有志が設立したものと聞いております。
現在残っております組合資料によりますと、
旧名称の生野アパート組合としては、昭和37年12月の定款作成、昭和38年1月24日実施と有り、
現名称の大阪生野共同住宅組合の定款としては昭和38年4月1日実施と有ります。
また、昭和37年3月の大阪府アパート組合連合会結成趣意書を見ると、
発起人に生野組合長と有りますので、この時点で団体として存在していたと考えられます。
また、昭和38年4月より前述の大阪府アパート組合連合会(会長 天野小太郎氏)に所属し、
前記連合会が全国組織となり、
昭和44年11月に(社)全国共同住宅協会となり、その大阪府支部の一員となりました。
また、前記支部が平成3年2月に(社)大阪共同住宅協会となり、その生野支部となりました。
この様に永く歴史の有る活動をして参りましたが、
近年の賃貸住宅経営環境の悪化や組合組織自身の今後を考えても、
旧来の活動では多くの悩みを抱える大家さん達のお役に立つことは出来ないものと考え、
平成14年月に(社)大阪共同住宅協会と袂を分かち
「困った時には助けられ 学習努力して自立し 困った方を助けてあげられる喜びを共に分かち合う団体を目指そう」
をスローガンに
親睦団体的な活動だけではなく、旧来の努力しない大家さんではない事業者としての大家さんを
積極的にサポートできる組織を目指し、
2ヵ月毎の賃貸住宅経営者懇談会の実施・気軽に利用できる経営問題相談担当者の配置・
ホームページの運営(経営情報・空室情報の掲載、掲示板の設置)・
組合ファクス網による組合ニュースの発行など、組合員の方々からお預かりした大切な組合費を、
如何に無駄を省き有効に組合員さんに還元できるかを
組織全体で考えております。
また、平成17年度後半よりは愛称「おおや倶楽部」として多くの地域から多くの新たな協力者や仲間を迎えて
日々新たな活動に邁進しております。
歴代の組合長は以下の通り
- 初 代 組合長 川勝 直次氏 (在任期間 昭和37年4月〜昭和41年3月)
- 二 代 組合長 富江 栄光氏 (在任期間 昭和41年4月〜昭和45年3月)
- 三 代 組合長 杉本 安司氏 (在任期間 昭和45年4月〜昭和47年3月)
- 四 代 組合長 安達 彦史郎氏 (在任期間 昭和47年4月〜昭和49年3月)
- 五 代 組合長 桝谷 佐エ門氏 (在任期間 昭和49年4月〜昭和51年3月)
- 六 代 組合長 村上 恒雄氏 (在任期間 昭和51年4月〜昭和55年3月)
- 七 代 組合長 西田 喜三郎氏 (在任期間 昭和55年4月〜昭和59年3月)
- 八 代 組合長 下 金次郎氏 (在任期間 昭和59年4月〜昭和63年3月)
- 九 代 組合長 角谷 一男氏 (在任期間 昭和63年4月〜平成10年3月)
- 十 代 組合長 木村 正一氏 (在任期間 平成10年4月〜平成14年3月)
- 十一代 組合長 糸川 康雄氏 (在任期間 平成14年4月〜現在に至る)
(平成18年3月の残存資料にて作成、万一相違が有りましたお知らせ下さい。修正いたします。) 現在、沿革については資料整理中です。 整理次第ホームページをまた更新致します。